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ヨシタケシンスケおすすめ人気絵本!あらすじ感想を徹底解説

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本屋さんに行くと、特設コーナーがあるほど人気のヨシタケシンスケさん。

図書館でも人気は本は、100人近い待ちがいることもよくあります。

日本でも有名な人気絵本作家さんですよね。

しりたい

「りんごかもしれない」は知ってるけど、他にオススメある?

ヨシタケシンスケさんは、良い絵本がたくさんありますよ

ヨシタケシンスケさんのおすすめ絵本を紹介します。

今回は人気な「発想えほん」とその他大人にもおすすめな絵本です。

ヨシタケシンスケ人気絵本「りんごかもしれない」

ヨシタケシンスケさんのデビュー作「りんごかもしれない」(2013年)ブロンズ新社。

増版を繰り返す、大ヒット作品です。

「りんごかもしれない」あらすじ

ある日学校から帰ってきた男の子。

テーブルの上に置かれたりんごを見て、「これはりんごじゃないのかもしれない。」と疑問に思う。

「もしかしたら大きなサクランボの一部かもしれない。」

「もしかしたら中身はブドウゼリーかもしれない。」

多方面からりんごについて考えてみる男の子。

りんごから派生した考えは広がり、様々な世界が広がる。

ヨシタケシンスケさんのりんご一つから導き出した、何百もの可能性に驚きます。

目で見る情報だけを鵜呑みにしない。疑問に思うって大事なことですよね。

楽しみながら哲学的な考え方が身につきます。

「りんごかもしれない」対象年齢

公式サイトに記載はありません。

わが家の場合は2歳後半からイラストを見て楽しんでいました。

「色々なりんごがあるんだ」と広く感じてもらえたら良いなと思い読んでいました。

内容を深く考えるようになったのは、5歳ごろでした。

「りんごかもしれない」を子どもに読み聞かせた結果

子どもは日常生活の中でも、「○○かもしれない」と考える機会が増えました。

会話の中で、このやりとりが出てきます。

固定概念にとらわれず、たくさんの視野を持つことを教えてくれた本です。

絵本を考えながらじっくり読む。そんな読み方を覚えられました。

「ぼくのニセモノをつくるには」あらすじ

「ぼくのニセモノをつくるには」(2014年)ブロンズ新社。

「りんごかもしれない」と一緒に発想えほんと呼ばれています。

ワークシートがあり、ブロンズ新社の公式ホームページからダウンロード可能です。

https://www.bronze.co.jp/books/post-97/

「ぼくのニセモノをつくるには」あらすじと感想

「ぼく」は色んな「ぼく」がいる。

自分自身で考えるぼく、他人から見られたぼく。

好きなもの、嫌いなもの。色々な要素が合わさって「ぼく」を形成している。

自分の歴史もその一つ。自分の過去が積み重なり、今の自分を形成している。

自分って何だろう。自分自身を振り返り、考え直す考えるきっかけになる絵本です。

「ぼくのニセモノをつくるには」対象年齢

公式サイトに記載ありません。

わが家の場合、2歳半からイラストを見て楽しんでいました。

内容がしっかりわかるようになるには、5歳ごろでした。

「ぼくのニセモノをつくるには」は大人にもおすすめな絵本

自分を見つめなおす、いいきっかけになる絵本です。

自分とは何者で、ここに至るまで何をしてきたか。

そして、今の自分はどういう存在なのか。

自分を知ることで、自己肯定感を高められますよ。

子どもと一緒に読んで自分を見つめ直してみましょう。

絵本「このあとどうしちゃおう」で発想の転換を

「ころべばいいのに」(2016年)ブロンズ新社。

「このあとどうしちゃおう」のあらすじと感想

このないだおじいちゃんがしんじゃった。

おじいちゃんのへやをみんなでそうじしていたら

ベットのしたからノートがでてきた。

「このあとどうしちゃおう」とかかれたノートには・・

「このあとどうしちゃおう」作:ヨシタケシンスケ 出版社:ブロンズ新社

死んでしまったおじいちゃん。

おじいちゃんが残したノートには、「自分が死んだら将来どうなりたいか、どうしたいか」がたくさん書かれていた。

死ぬ前おじいちゃんはどんなことを考え、どんなことをしていたのか。

死というテーマを子どもに伝えることは難しいけれど、この絵本を読み聞かせることで教えられるかも知れません。

ネガティブにとらえやすいテーマですが、この絵本を読むと前向きになれますよ。

「このあとどうしちゃおう」の対象年齢

公式サイトに記載はありません。

わが家では「死って何?」と疑問に思い始めた子どもに、この絵本を読んでみました。

イラストはかわいらしく、わかりやすいので子どもウケします。

「りんごかもしれない」「ぼくのニセモノをつくるには」より難しい印象です。

はげましてくれる絵本「ころべばいいのに」

「ころべばいいのに」(2019年)ブロンズ新社。

「ころべばいいのに」のあらすじと感想

学校で嫌なことがあった女の子。嫌な気持ちがぐるぐる頭の中を駆け巡る。

みんな石につまづいて転べばいいのに。

誰しも社会生活を送る上で、出てきたことのある感情だと思います。

主人公はその嫌な感情にとらわれすぎることなく、自身で試行錯誤して感情に向き合っていく。

一つの感情に対して、広い視野を持って対処してみる。

「りんごかもしれない」の絵本に登場する考え方に、通じるものがありました。

「ころべばいいのに」対象年齢

公式サイトに記載はありません。

嫌いという感情を深く考えるので、幼児のわが子には難しかったようです。

小学生高学年あたり、子どもが人間関係に悩んだ時に読んであげたいと思いました。

大人にも人気なヨシタケシンスケ「あんなにあんなに」

「あんなにあんなに」あらすじ

「あんなにあんなに」(2021年)

ポプラ社

子育て中の親、子育てがひと段落した親でも、一度は読んでほしい一冊です。

子育ては予想できないことの連続。

あんなに大変なことがあったのに、過ぎてみたら一瞬の出来事だったのかも知れない。

子どもの成長はとても貴重なもので、過去には元には戻れない。

大変だけど一日一日大切に子どもと過ごそうと再認識させられる絵本です。

イラストが面白いので、子どもにも人気の絵本ですよ。

ヨシタケシンスケさんの絵本は読む価値あり

今回紹介した絵本は「発想えほん」と呼ばれています。

「りんごかもしれない」「ぼくのニセモノをつくるには」→かもしれないボックス

「このあとどうしちゃおう」「ころべばいいのに」→どうしちゃおうボックス

絵本セットで発売されています。

特別なボックスに入っているので、プレゼントにも良いですよね。

ヨシタケシンスケさんの絵本は、じっくり何度も読んでほしい本です。

何度も読むことで新たな気づきや、気持ちの変化に気づけますよ。