季節は春。寒かった季節が終わり、いっせいに花や草木が開き出す季節。
外に出て散歩したり、ピクニックをしたり活動的になりますよね。
そんな生命力あふれる春に、年齢別のおすすめの絵本を紹介します。
１歳児〜２歳児におすすめ春の絵本
『はるといえば』
『はるといえば』
作者：新井 洋行
出版社：アルファポリス
「はるといえば」と春から連想して、お話が続いていきます。
内容がわかりやすく、子どもに春を教えるのにぴったりです。
「花びらひらひら〜」などリズミカルに進み、小さなお子様でも飽きません。
春を知るきっかけにいかがでしょうか。
『ノンタンピクニック ららら』
『ノンタン ピクニック ららら』
作者：キヨノ サチコ
出版社：偕成社
１〜２歳児から絶大な人気を誇る「ノンタンシリーズ」。
ノンタンが仲間たちと、バスでピクニックに行くお話です。
子どもがワクワクするような内容で、暖かくなってきた春だからこそピクニックに行きたくなりますよ。
とてもテンポ良く進むお話なので、何度も読むうちにセリフを覚えてしまうでしょう。
２歳〜３歳児におすすめ春の絵本
『はるかぜさんぽ』
『はるかぜさんぽ』
筆者：えがしらみちこ
出版社：講談社
春の暖かい空気の中で、思いっきりお散歩したくなる絵本です。
そして、作者のえがしらみちこさんの水彩画がとても綺麗。
満開に咲くお花たちに、心まで明るい気分になれますよ。
『そらまめくんのぼくのいちにち』
『そらまめくんのぼくのいちにち』
筆者：なかや みわ
出版社：小学館
そらまめくんの、仲間たちと過ごす一日を描いた物語。
タンポポが咲く春の季節、そらまめくんたちはどのように過ごすのでしょう。
風景の描写がとても綺麗な一冊ですよ。
『１４ひきのぴくにっく』
『１４ひきのぴくにっく』
筆者：いわむら かずお
出版社：童心社
１４ひきのねずみの家族。
天気の良い春の日、みんなでピクニックにお出かけ。
自然の描写が綺麗で、自分も春の森の中をお散歩しているような気分になれます。
優しい絵で細部まで描かれているので、子どもと色々発見しながら楽しめますよ。
３歳〜４歳児におすすめ春の絵本
『ぐりとぐらのおおそうじ』
『ぐりとぐらのおおそうじ』
文：なかがわ りえこ 絵：やまわき ゆりこ
出版社：福音館書店
寒い冬が終わったら、窓を開けて春の空気を思いきり感じたくなる一冊。
ぐりとぐらの掃除シーンも効率的でとても面白い。
自分も掃除しなきゃ〜と、この絵本を読む度に焦ります。
美味しそうな食べ物たちの登場には、お腹がすいてきますよ。
『はなをくんくん』
『はなをくんくん』
文：ルース・クラウス 絵：マーク・シーモント
訳：きじま はじめ
出版社：福音館書店
長い長い冬の終わりが近づき、動物たちは冬眠から目を覚まします。
はなを「くんくん」させて、何かに引き寄せられる動物たち。
春の訪れを感じられる瞬間は圧巻。とても感動的です。
『いつつごうさぎのきっさてん』
『いつつごうさぎのきっさてん』
作：まつお りかこ
出版社：岩崎書店
かわいい五つ子のうさぎたちが営む喫茶店の話です。
この喫茶店は車になっており、さまざまな場所へ旅をします。
この絵本の最大の特徴は、何と言ってもその可愛らしい絵です。
見ているだけで春を感じさせるような、明るい色使いが魅力です。
また、喫茶店で提供されるかわいい料理のレシピも掲載されており、実際に子どもと一緒に作って楽しむことができます。
ストーリーはわかりやすく、女の子だけでなく男の子も楽しめる絵本です。
４歳〜５歳児におすすめ春の絵本
『チリとチリリ』
『チリとチリリ』
作：どいかや
出版社：アリス館
色鉛筆で描かれた、優しい絵が特徴の「チリとチリリ」。
この絵本では、姉妹のチリとチリリが自転車で森へと出かけ、様々な場所や動物たちと出会います。
細部までこだわった愛らしい絵は、大人も夢中になるほどです。
夢溢れるこの世界を、お子様と一緒に堪能してください。
『おおきくなるっていうことは』
『おおきくなるっていうことは』
文：中川 ひろたか 絵：村上 康成
出版社：童心社
春の入学、進級の時期に読んであげたい一冊です。
大きくなるっていうことは？なかなか説明するのは難しい。
この絵本を読んで、こういうことを教えたらいいんだと気づきました。
子どもの自己肯定感も高まる内容です。
春の絵本を読んで理解を深めよう
春の絵本を読んで、季節に対する理解を深めてあげたいですね。
絵本を読んで、春を探しに行きましょう。
暖かな空気と共に、新たな発見があるかもしれませんね。
