子どもたちに大人気の絵本「大ピンチずかん」について紹介します。
最近では絵本としては珍しいテレビCMでも注目を集めており、絵本賞8冠に輝く有名作品です。
・大ピンチずかんのあらすじは?
・大ピンチずかんの対象年齢を知りたい
・大ピンチずかんを試し読みをしたい
・大ピンチずかんの作者鈴木のりたけさんの他の作品は?
大ピンチずかんのあらすじや感想
タイトル | 大ピンチずかん |
作者 | 鈴木のりたけ |
発行年 | 2022年2月16日 |
出版社 | 小学館 |
ページ数 | 48ページ |
大ピンチずかんのあらすじ
子どもたちの日常には様々なピンチが潜んでいます。
例えば、牛乳をこぼすシーンなど、親にとっては些細なことかもしれませんが、子どもにとっては大きなピンチ。
この絵本では、そうした日常的なピンチを子どもたちの視点から楽しく描いています。
合計100のピンチがどのように対処されるか、その解決策が見どころです。
大ピンチずかんの歌
絵本のもう一つの魅力は、テレビCMで放送された「大ピンチずかん」の歌です。
人気アニメのCMで流れたこの歌は、多くの人に親しまれています。
覚えやすいメロディで、子どもたちはもちろん大人も口ずさむこと間違いなし。
ピンチが起こった時にこの歌を歌って、一緒に笑い飛ばしましょう。
大ピンチずかんを実際に購入した感想
私の子どもは本屋で「大ピンチずかん」を見つけ、すぐに購入を決めました。
この絵本の魅力は、子どもたちの日常に起こる小さなピンチを、心温まるストーリーとともに楽しめる点にあります。
我が家でも実際に牛乳をこぼすという出来事がありましたが、絵本を読んだ後は「大ピンチ〜♪」と歌いながら、子どもが前向きに対処するようになりました。
絵本から学んだピンチの対処法を実生活に活かしている様子は、親としても嬉しい限りです。
大人も楽しめる大ピンチずかん
「大ピンチずかん」は、子どもだけでなく大人も楽しめる作品です。
私自身、子ども時代に経験した懐かしいピンチを思い出しながら読みました。
特に「自転車を駐輪場に停める時のドミノ倒し」というエピソードは、共感を呼びます。
その時のショックや、倒れた自転車を立て直す緊張感は、大人になっても忘れられないものです。
「こんなことあったな」と懐かしみながら、子どもと一緒に楽しめる家族向けの素晴らしい絵本です。
大ピンチずかんの対象年齢
4歳程度から小学校中学年の子どもたちに特におすすめです。
小学校でのドキドキの瞬間や、幼児期には経験できないスリリングな冒険が物語に巧みに織り交ぜられています。
また、絵本のイラストは非常にわかりやすく描かれており、4歳の子どもも鮮やかな絵を眺めながら楽しむことができます。
私の子どもはこの絵本を読むことで、日常生活で起こるちょっとしたピンチを主人公のセリフを真似して笑いに変えるようになりました。
絵本を通じて子どもたちの想像力が刺激され、日常の小さな出来事をポジティブに捉える力が育っているのが分かります。
続編「大ピンチずかん2」発売
さらに、待望の続編「大ピンチずかん2」が2023年11月22日に発売されました。
この新作では、子どもたちが日常で直面する様々なピンチに対処するヒントが詰まっています。
特に、新しく導入された「大ピンチグラフ」という円グラフが特徴的です。
子どもたちがピンチの原因を分析する手助けをしてくれます。
→筆者も早速購入しました。詳しくはこちらの最新記事をご覧ください。▼
大ピンチずかんを試し読みするなら
「大ピンチずかん」をより深く知りたい方には、AmazonのKindle版や絵本ナビで提供されている試し読みがおすすめです。
ここでは、絵本の数ページを無料で読むことができ、絵本の雰囲気や内容を前もって感じ取ることができます。
▼AmazonのKindle版試し読み▼
大ピンチずかん
▼絵本ナビ公式サイトでの試し読み▼
絵本ナビ公式サイトホームページ【情熱大陸に出演】作者鈴木のりたけさんの絵本
「大ピンチずかん」の作者、鈴木のりたけさんは、他にも多くの魅力的な絵本を出版しています。
その中でも特に注目すべきは、「ぼくの◯◯」シリーズです。
これらの作品は、子どもたちの日常と想像力を刺激する内容で楽しみながら読めますよ。
ぼくのふとん
「ぼくのふとん」
著:鈴木のりたけ/出版社:PHP研究所
様々な面白いふとんが登場して、子どもと「どれに寝たい?」と想像して話します。
現代版の簡単なウォーリーを探せ!のような場面もあり、とても楽しい絵本です。
ぼくのトイレ
「ぼくのトイレ」
著:鈴木のりたけ/出版社:PHP研究所
様々なトイレが登場するこの作品は、細部にわたる絵のこだわりが特徴です。
じっくりと読めば、新たな発見があり、子どもたちの想像力を豊かにします。
す〜べりだい
「す〜べりだい」
著:鈴木のりたけ/出版社:PHP研究所
このシリーズは3冊出版されており、「滑り台」「ブランコ」「砂場」と、子どもの大好きな公園の場所をテーマにしています。
「す〜べりだい」は名前の通り不思議な形をした滑り台が登場します。
その独自のデザインが面白いようで、私の子どもは指でなぞって読んでいました。
また、このシリーズに登場する印象的なセリフたちは、読み手の力量によって楽しみ方が変わってきます。
2歳〜幼児期程度まで楽しめると思います。
とんでもない
「とんでもない」
著:鈴木のりたけ /出版社:アリス館
隣の芝は青く見える。他の人が羨ましく見えることってありますよね。
でも、皆それぞれ自分にしかわからない言い分があるんです。
人と違っていい、みんな違っていい。そんなことを伝えてくれる絵本です。
この絵本は大人の心にも深く響きます。
ケチャップマン
「ケチャップマン」
著:鈴木 のりたけ / 出版社:ブロンズ新社
鈴木のりたけさんのデビュー作である「ケチャップマン」。
ケチャップを主人公にしたユニークなストーリーです。
自分にしかできないことを探求するケチャップマンの冒険は、小学校高学年から大人まで幅広く楽しめます。
大ピンチずかんレビューまとめ
「大ピンチずかん」とその続編は、子どもの日常の「ピンチ」を楽しく描き出した絵本です。
テレビCMでお馴染みの「大ピンチずかんの歌」は、子どもたちにとって覚えやすく日常の困難を楽しむきっかけとなります。
また、幼児から小学校中学年までの幅広い年齢層が楽しめ、親子で共有できる貴重な時間を提供します。
このシリーズは子どもたちの想像力を刺激し、家族の絆を深める魅力的な絵本です。