子育ては、悩みや課題が絶えませんね。
インターネットやSNSで情報が氾濫し、どれが正しい情報なのか分からなくなりがちです。
そんなとき、子育てに疑問や課題を抱えた際に、育児書を手に取ってみることをお勧めします。
この記事では、乳児や幼児期のお子様と接する際に役立つ、筆者が実際に読んで役に立った育児書をご紹介します。
この記事は以下の読者層がおすすめです。
- ・子どもとの接し方に疑問を抱いたことがある方
- ・子どもとのコミュニケーションに自信がない方
- ・怒りっぽくなってしまうことに悩んでいる方
- ・子どものイヤイヤ期に困っている方
- ・パートナーと共に子育てを積極的に取り組みたい方
育児本はいらない?
育児本の役割
育児書は子育てにおけるアドバイス、ヒント、情報を提供するものであり、親の不安や疑問を解消するのに役立ちます。
これらの本は専門家によって執筆され、実証された方法が多いです。
インターネットやSNSで情報が溢れる時代だからこそ、発行元や監修がはっきりとわかることは信用できますよね。
育児書の種類
育児書にはさまざまな種類があります。赤ちゃんのお世話から幼児期まで、年齢に応じた書籍があります。
また、育児方法、心理学、食事、教育、子供の発達に関する本があります。
ベストセラーの育児本
ベストセラー育児書は、多くの親たちに支持されているだけでなく、その内容が信頼性の高いものであることが特徴です。
筆者もっと早く読んでおけばよかったと思う本ばかりでした。
そんなベストセラーの本を紹介します。
★「自分でできる子に育つ ほめ方叱り方」
「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳 〜 12歳 の子ども対象」
著:島村華子
177ページ
出版社:ディスカバー・トゥエンティワン
こちらは有名なベストセラーの育児本です。多くのYouTubeチャンネルでも紹介され、大いに話題になりましたね。
実際に本書を読んでみましたが、子どもへの声かけの実例が数多く掲載されており、非常にわかりやすく書かれています。
自身がよく使っていた表現や言葉がたくさん載っていて、これまでの自分のコミュニケーションスタイルを振り返りながら読みました。
どうすれば子どもたちにとって良い影響を与えられるか、新たな気づきを得ることができました。
子どもへの日々のコミュニケーションは、親子関係において非常に重要です。
本書を読むことで、知っていると知らないとでは、大きな違いがあることを痛感しました。
子育てに悩んでいる方も、そうでない方もぜひ一読をおすすめします。
★モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て
「モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て」
著:モンテッソーリ教師あきえ
256ページ
出版社:すばる舎
モンテッソーリ教育の権威、あきえさんの著書です。
子どものイヤイヤ期に悩む多くの親御さんにとって必読です。
私も子供のイヤイヤ期に悩んでいた時にこの本に出会いました。
子供が道端に座り込んで動かない、食事の時間になると突然泣いて食べてくれないなど、具体的なイヤイヤ期の瞬間にどう対処すべきかを知る手がかりを得ました。
子供を信じて待つことの重要性を知ることで、育児のアプローチが劇的に変わり、今では子供との関係がより深まりました。
もっと早くこの本に出会っていたら、と思うことしばしばです。
この本は、イヤイヤ期に立ち向かう親御さんにとって、心強い味方となることでしょう。
子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!
「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」
著:てぃ先生
195ページ
ダイヤモンド社
YoutubeやSNSで有名なカリスマ保育士、てぃ先生の著書。
たくさんの子供たちと関わってきた経験から生まれた、まさに子育ての宝庫と言える内容です。
保育士の目線からのアドバイスや知識は、親にとって目から鱗のようなもの。
子供たちに対してつい使ってしまいがちな否定的な「ダメ〜」な言葉も、てぃ先生の提案によって、子どもたちの行動や反応がどんどんポジティブに変わることでしょう。
子育てに行き詰った時、てぃ先生のアドバイスはまさに救世主。私たち親にとって、てぃ先生の存在は頼もしい味方です。
我が家ではいつでも手の届く場所に置いておき、子育てに困ったときに読んでいます。
子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本 – 「AERA with Kids」 元編集長が選ぶ
「子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本 – 「AERA with Kids」 元編集長が選ぶ 」
著:江口 祐子
224ページ
出版社:ワニブックス
どんな育児本を読んで良いかわからないときは、この本を試し読みしてみてください。
この本には100冊の育児本が紹介されており、自分がどの分野に興味があって何を知りたいのかを見つけることができます。
この本を読んだ後に、紹介されている本を購入したり借りたりすることで、情報収集を効率的に行えます。
パパにおすすめ育児本
上記に紹介した本は父親にもおすすめの本ですが、父親に特化した育児本も多数出版されています。
父親にとって子育ては特別な経験であり、彼ら自身の役割を肯定しサポートするために育児本は役立つと思います。
父親向けの本は、子どもとの絆を築き、積極的に参加し、子どもの成長を共に楽しむのに役立つ情報やアドバイスを提供しています。
ここでは、父親に特におすすめな育児本を紹介します。
★パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話
「パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話」
著:パパ頭
128ページ
出版社:KADOKAWA
筆者のパパ頭さんは、二児の父親として子育てに奮闘しています。
現在の「X」のフォロワー数は、2023年10月現在で10万3,000人超え。
そんなパパ頭さんの育児漫画が書籍化されたことは、注目すべき出来事ですよね。
この書籍は男性の育休取得に関する話だけでなく、パパ目線から見た育児の日常を描いています。
言葉にできない日常の育児を表現しており、特別なことではないけれど、葛藤や愛情、喜びといった感情がページごとに溢れ出てきます。
パパ頭さんがその感情を言葉にしてくれることで、筆者の心もほんのり温かく軽くなりました。
漫画なのでさらりと一気に読めます。ぜひ夫婦で一緒に読んでみてください。
パパの育児参加について考えるのに最適な時期は出産前かもしれませんが、子どもが成長してから読んでも、新たな気づきや感動を見つけることができることでしょう。
★ふたりの子育てがもっと楽しくなる パパのための育児クイズ115
「ふたりの子育てがもっと楽しくなる パパのための育児クイズ115」
著:髙橋 幸恵
出版社:クロスメディア・パブリッシング
パパが育児を楽しくかつ分かりやすく学べるように、クイズ形式で育児情報が提供されています。
わからないこともあるかもしれませんが、これから育児を始めるパパにぴったりだと思います。夫婦で読んでも新しい発見があって役に立ちます。
絶賛子育て中の方にもステージごとに問題が分かれているので、ぜひ一読してみてください。
ヨチヨチ父 とまどう日々
「ヨチヨチ父 とまどう日々」
著:ヨシタケシンスケ
出版社:赤ちゃんとママ社
多くのヒット作品で有名な、ヨシタケシンスケさんの育児漫画です。
『りんごかもしれない』など、彼の代表作品の一つです。
この漫画は、新米パパであるヨシタケシンスケさんが育児に奮闘する様子を描いています。
パパの視点から描かれ、率直な気持ちが表現されています。ヨシタケシンスケさんの絵本のようなスタイルで物語が進行しており、非常に読みやすい作品となっています。
育児の合間に読むと、心が軽くなること間違いなしです。
パパには読んでもらいたい本ばかりですね。どれも読みやすい形式の本なので、時間かかりません。
母親が読んでもとても面白く、新たな気づきが多かったので夫婦で楽しんでみてくださいね。
今すぐ読める!Kindleの無料体験育児本で親子の特別な瞬間を共有しよう
育児本は、親たちが子供との特別な瞬間を共有し、子供たちの成長を支えるための貴重なツールです。
自分に合う本を見つけましたか?
日常生活の中で夫婦で楽しんで読むこともできますね。
育児本はあなたの子育ての経験をより豊かにし、充実感をもたらすことでしょう。
ぜひ試してみてくださいね。